PEOPLE 2024年4月30日

ウェディングプロデューサーとは
人生最幸の記念日に寄り添う仕事

ウェディングプロデューサーとは人生最幸の記念日に寄り添う仕事

アニヴェルセルでは年に一度、アニヴェルセルの行動指針を体現したエピソードを発表し、表彰する「アニヴェルセルアワード」を開催しています。全社からエントリーが寄せられた2023年度のアワードで優秀者の一人に選ばれたのは、「アニヴェルセル ヒルズ横浜」ウェディングプロデューサー ゲストリレーション長の亘 古都さん。今回は、そんな“今最も輝いているスタッフ”の亘さんにお話を聞きました。ご自身が「夢をカタチにする仕事」と称するウェディングプロデューサーの魅力に迫ります。

PROFILE

「アニヴェルセル ヒルズ横浜」ウェディングプロデューサー ゲストリレーション長亘 古都(わたる こと)

2012年入社。「アニヴェルセル 表参道」で、コンシェルジュ、ウェディングプロデューサーを担当。2022年、「アニヴェルセル ヒルズ横浜」に異動し、現職。

想いに寄り添い、チームで夢をカタチにする

―現在の仕事内容を教えてください。

「アニヴェルセル ヒルズ横浜」でウェディングプロデューサーを務めています。ウェディングプロデューサーとは、一般的にはウェディングプランナーとも呼ばれる仕事です。そのなかで、私たちゲストリレーション担当は、お打合せ時から式当日まで、おふたりに寄り添いながらご結婚式をプロデュースさせていただく、“夢をカタチにする”仕事です。

私はゲストリレーション長として、チームメンバーの指導や教育、各セクションとの連携、式場全体の課題解決のための業務に取り組んでいます。また、私自身もお客様を担当させていただき、最前線でご結婚式をプロデュースしています。

―仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。

ご結婚式は、お客様にとって「一生に一度の記念日」です。そんな大切な日を素敵なものにできるよう、お客様の叶えたい願いや想いをしっかりとお伺いすることを大事にしています。ですが、最初からお客様が求めているものを理解するのはなかなか難しいものです。ご自身でも何を求めているのかはっきり把握されていらっしゃらない場合もあります。真摯に対話を重ねて信頼関係を築くことで、お客様が本当に叶えたいと思っている願いや想いを引き出すように努めています。

もう一つ大事にしているのは、チームの連携です。一組のご結婚式には、50名以上のスタッフが関わります。ウェディングプロデューサーには、シェフやパティシエ、フローリスト、ドレスコーディネーター、コンシェルジュ、サービスなど、さまざまなスタッフにご新郎ご新婦の想いをつないでいくことが求められます。チームで動くと、自分一人からは出ないようなさまざまな発想がスタッフから出てくるものです。それらを結集して、おふたりらしい式を実現し、ご新郎ご新婦から感謝を伝えられたときの喜びは何ものにも代えがたいです。

アニヴェルセルアワード2023受賞時の様子
アニヴェルセルアワード2023受賞時の様子

忘れられないご新郎ご新婦との出会い

―これまでにプロデュースしたご結婚式の中で印象に残っているエピソードを教えてください。

あるご新郎ご新婦のご結婚式が思い出に残っています。ご新郎は、聴覚に障がいをお持ちでした。そのため、信頼関係を築くための大切なコミュニケーションにおいては、いつも以上に気を配り、丁寧な対応をするように努めました。例えば、コロナ禍当時、ご見学の際に表情や口元から説明内容をしっかりと感じていただけるように、当社スタッフがマウスシールドを使用してご案内し、試食のご提供時にはメニュー内容を記載したカードを作り、ご説明をさせていただきました。ご成約後のお打合せでも、ご新婦だけではなく、ご新郎にもきちんと伝わるよう丁寧なご案内を心掛けました。

こうした私たちの向き合う姿勢に、おふたりもとても喜んでくださり、サプライズ企画も成功した式の後には、あらためて「また来たい」とうれしいお言葉もいただきました。「ご新郎ご新婦やご参列の皆様にお楽しみいただくこと」を一心に考えながら、関わるスタッフ全員で創り上げたご結婚式。それは、私にとっても忘れられない式となりました。アニヴェルセルでは「お客様の人生に寄り添い 感動を提供し続ける 記念日プロデュース企業となる。」をビジョンに掲げ、記念日にご家族で食事を楽しんでいただく「記念日レストラン」というイベントも開催しています。お客様には、今後もぜひいろいろなライフステージで、これからもアニヴェルセルをご利用いただきたいと思っています。

―ご結婚式後もお付き合いが続いているご新郎ご新婦はいらっしゃいますか?

表参道店で私が初めて担当させていただいたお客様とは、もう10年以上の長いお付き合いになります。ご結婚式以来、記念日レストランには5回ほどお越しいただきました。お子様が増え、一緒に写真撮影をさせていただいたり、積もる話をしたり……そんな関係を築かせていただいています。そのお客様も、私が初めての担当だったことはご存じで、そんな貴重な機会を経てずっとつながっていられることをとても喜んでくださっています。

―これからの抱負をお願いします。

ご結婚式という人生の一大イベントに携わらせていただくという仕事を通じて、かけがえのない経験をさせていただいていると日々感じています。式後、お客様と「未来に繋がる関係」を築くことができることは、この仕事の大きなやりがいです。今後もお客様の一生涯に寄り添って、幸せな「記念日」のお手伝いをしていければと思っています。

式場を案内する亘さん
式場を案内する亘さん
  • #ウェディング
  • #ホスピタリティ
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