PEOPLE 2026年7月30日

それぞれの「男性育休」
AOKIグループ3社の社員が語る、育休取得を通じて見えたこと

それぞれの「男性育休」AOKIグループ3社の社員が語る、育休取得を通じて見えたこと

近年、広まりつつある男性の育児休業(以下、育休)。それでも「本当に休んでいいのか」「育休中の仕事をどう引き継ぐか」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。AOKIグループでは男性の育休取得を積極的に促進し、2025年度のグループ全体の取得率は68%に達しています。今回はAOKI、快活フロンティア、アニヴェルセルのグループ各社で実際に育休を取得した男性社員3名に、育休取得のきっかけや取得期間、仕事をどう引き継ぎ、育休を通して何を得たのかを率直に語り合ってもらいました。

PROFILE

株式会社快活フロンティア
人財採用部 リーダー
上泉 智広(かみいずみ ともひろ)

2018年入社。快活CLUBの複数店舗でストアマネジャーを経験したのち、2022年に現部署へ。中途採用業務全般を担当。(画像左)

株式会社AOKI
AOKI八王子めじろ台店 ストアマネジャー
岡嶋 勇樹(おかじま ゆうき)

2014年入社。AOKIの複数店舗でストアサブマネジャーやマネジャーを経験し、2025年より現職。(画像中央)

アニヴェルセル株式会社
アニヴェルセル 大阪
ウェディングプロデューサー
ゲストリレーション長
岸 享平(きし きょうへい)

2015年入社。複数店舗での勤務を経て、2022年より現職。「アニヴェルセル 大阪」でウェディングプロデューサー部署のマネジャーとして、各セクションとの連携や、式場全体の課題解決のための業務に取り組む。(画像右)

育休を取得した、それぞれのきっかけは

―はじめに、育休を取ろうと思った理由を教えてください。

岡嶋:
第一子が生まれた後の妻の苦労を知っていたので、第二子の今回は育休を取ろうと決めていました。育休期間に関しては、ほかのAOKIの店長が3カ月を目処に取得した複数の事例を参考に、私も3カ月にしました。
上泉:
私も一番の理由は、妻のサポートです。出産後は精神的にも体力的にも負担が大きいと聞いていましたし、自分が同じ立場なら支えが必要だと感じていました。またライフイベントとして大事な節目でもあり、家族との時間を大切にしたいと思い取得を決めました。育休期間は、有給休暇を一部使って36日間でした。
岸:
私は育休を2回取得しています。1回目は、子どもが新生児期を終え、妻が実家から戻ってくるタイミング。2回目は、1歳になる前。家族とじっくり向き合って家庭内での育児体制を整えるためでした。期間はそれぞれ2週間で、合計約1カ月。私も、近しい先輩が同じように育休を取っていたことが後押しになりました。
育休取得を決めたきっかけについて語る、岡嶋さん
育休取得を決めたきっかけについて語る、岡嶋さん

引き継ぎの工夫と、周囲の温かいサポート

―自身が担っていた業務は、どのように引き継ぎましたか?

上泉:
部内で中途採用担当は私一人だけなので、担当外であるほかのメンバーに引き継ぐ必要がありました。そのために、一つのファイル内に取引先や関係部署の一覧、応募者対応の定型文などを集約し、育休期間中のタスクをガントチャートで可視化。それを見れば迷わず対応できるように意識して準備しました。
岸:
私は、代理メンバーへの共有資料を作成し、育休の約1カ月前から一緒に業務を行いました。あわせて、イレギュラーな対応が発生した際に誰に報告して対応するべきかを明確化しました。
岡嶋:
私の場合、幸い店舗にもう一人ストアマネジャーがいたので、基本的にはその方に自身の役割を引き継ぐ形になりました。

―周囲からは、どんなサポートがありましたか?

岸:
同僚からは、育休に入った後に追加で私とのやりとりが発生しないよう、引き継ぐ業務に関して事前にしっかりすり合わせを行ってもらえたことがとても助かりました。
岡嶋:
ちょうど店舗の改装とシステム変更の準備が重なるタイミングでしたが、上司や店舗スタッフは嫌な顔ひとつせず「店舗は気にせず家族優先で!」「行っておいで!」といった言葉をかけてくれ、気持ちの面で大きな支えになりました。
上泉:
上司と同僚が、新規業務や負担を抑えてくれたため、安心して育休準備に臨めました。また、妻の体調や状況に合わせた急なスケジュール調整にも快く応じてもらえて感謝しかありません。
育休前に周囲のサポートに支えられた経験を語る、上泉さん
育休前に周囲のサポートに支えられた経験を語る、上泉さん

仕事から距離を置いて得られた、新たな視点

―育休期間を過ごすなかで、新たに得られた気づきや視点は何かありましたか?

岡嶋:
家族と出かける時間が増え、さまざまな店舗で食事や買い物をするなかで「こういう商品の並べ方はいいな」「ああいう所作、大切だな」と、自店舗に取り入れたいことをいろいろ学べました。
上泉:
育休をきっかけに、自分の業務を可視化し、棚卸しできたことが大きな収穫です。属人化しがちな業務を整理することで、周囲に共有しやすくなったとともに、自身の仕事を改めて見直すきっかけにもなりました。
岸:
家族にしっかり向き合う時間を過ごせたことで、ご新郎新婦やその親御様の思いに以前より深く共感できるようになり、結婚式後の暮らしや子育てについても実体験を交えながら話せるようになりました。
上泉:
加えて、育休を取得したことで、制度の意義を身をもって体感できました。今後は求職者や社内メンバーに、実体験に基づいた育休制度の具体的なメリットなどを伝えることで、還元していきたいです。
岡嶋:
店舗スタッフや部下の一人ひとりが役割を担ってくれたことで、私が不在でも店舗はしっかり運営できることを実感しました。改めて、役割分担の重要性とチームの力を感じています。
岸:
育休によって、これまで妻に任せがちだった育児に全力で向き合うことができました。育休明けの出社初日には子どもが寂しがって泣き出すなど、子どもの私への信頼度が高まっていることを実感でき、これからも家族のために頑張ろうとモチベーションがいっそう高まりました。
復帰後も子どもと過ごす時間を意識的に作り、お出かけを楽しむ岸さん
復帰後も子どもと過ごす時間を意識的に作り、お出かけを楽しむ岸さん

育休で得られた経験を、これからの仕事へ

―育休明けは、どのように仕事に復帰しましたか?

上泉:
育休中は夜間のミルク担当だったので、復帰一週間前ぐらいから勤務の時間に合わせて生活リズムを整えました。また、部内のチャット記録を確認して、事前にタスクを整理しました。
岸:
代理メンバーが、取り掛かる必要がある業務の優先順位を付けてしっかりまとめてくれたおかげで、スムーズに復帰できました。
岡嶋:
復帰した時期が、ちょうど会社のシステム変更と重なり戸惑うこともありましたが、店舗スタッフの皆さんがマニュアルを見ながら丁寧に説明してくれて助かりました。

―最後に、今回の育休を経て感じた「これから」について聞かせてください。

岡嶋:
育休に限らず、店舗勤務では土日に休みを取りづらい場面もあります。だからこそ、必要な時に安心して休める職場環境を整えていきたいと思っています。部下には日頃から「必要な時はしっかり休んで、プライベートも大切にしてくださいね」と声をかけ、気兼ねなく相談できる雰囲気を醸成していきたいです。
岸:
アニヴェルセルでは、新郎新婦の思いをより深く引き出すために、新たなウェディングコンセプトを掲げて、プランニングがスタートしています。なぜ結婚式を挙げるのか、どんな式にしたいのかを、これまでの人生も含めて丁寧に伺い、自身の経験も交えて話すことで、ご提案の幅を広げていけると感じています。
上泉:
育休期間中は、上司や先輩に業務を引き継ぐ立場だったため、「伝わること」を特に意識しました。今回の育休を機に業務の棚卸しを行い、周囲への伝え方も見直せたので、それを今後の業務にも生かしたいです。
今回はオンラインと対面をつなぎ、ハイブリッドで取材を実施
今回はオンラインと対面をつなぎ、ハイブリッドで取材を実施

立場や働く場所の異なる3人が口をそろえて語ったのが、周囲の支えへの感謝と、育休を通じて得た新たな気づきでした。AOKIグループでは、育休をはじめとするさまざまなライフステージの変化を会社やチームでサポートし、すべての従業員が自分らしく働ける環境づくりにつなげていきます。

  • #働き方
  • #D&I
  • #サステナビリティ
  • #エンターテイメント
  • #ウェディング
  • #AOKIグループ
  • #ファッション
このページをシェアする
X
Facebook

Copyright © AOKI Holdings,Inc. All Rights Reserved.