2025年10月に設立25周年を迎えた快活フロンティア。まもなく創業70周年を迎えるAOKIグループの一員として、「人々の喜びを創造する」というコンセプトを継承しながら、「みんなの“いきがい”でありたい」というミッションの実現に取り組んできました。事業を取り巻く環境が大きく変化するなか、全従業員で自社の存在意義を再確認し、未来を考える場として、25周年記念の社内イベントを開催。従業員約600人が参加した本イベントに込めた想いと、同社のDNAについて、事務局を務めた3人に聞きました。
※本記事の内容、所属・肩書は取材当時のものです。

PROFILE
株式会社快活フロンティア
広報・ESG推進室 室長大岡 倫子
(おおおか のりこ)
2002年入社。株式会社AOKIで営業、本社勤務などを経験した後、2010年、株式会社ヴァリック(現・株式会社快活フロンティア)に転籍。カラオケ事業の営業企画部などを経て、2022年から現部署。25周年イベントでは事務局責任者を務めた。

PROFILE
株式会社快活フロンティア
人財採用部 マネジャー今中 晃也
(いまなか こうや)
2010年入社。快活CLUBの営業部を経て本社に異動、2020年から現部署。25周年イベントでは第一部の責任者を務めた。

PROFILE
株式会社快活フロンティア
広報・ESG推進室 リーダー荒木 佑斗
(あらき ゆうと)
2015年入社。快活CLUBの営業部などを経て、2024年から現部署(取材当時)。25周年イベントでは第二部の責任者を務めた。
“開拓者精神”を未来へつなぐ、25周年イベントを企画
─25周年イベント開催のねらいは何ですか。
- 大岡:
- 快活フロンティアは設立以来、「快活CLUB」「コート・ダジュール」「FiT24」※の3事業の挑戦によって成⻑してきました。社会環境が大きく変化するなかで、これからも成長する企業であり続けるためには、先達が育んできた快活フロンティアのDNAや、経営理念、将来へのビジョンを改めて全員で共有する必要があります。
また、AOKIグループのサステナビリティ方針や重要課題(マテリアリティ)で掲げている「人財の多様性を最大限に生かす風通しの良い組織文化の醸成」を実現するために、従業員一人ひとりが自律・自走する組織に進化していきたいという思いもあります。
そこで、組織の一体感と個々人の意欲を高めるため、「Beyond Heritage ~私たちが未来への礎となる~」を開催しました。本社の各部署と3つの事業部が一緒になり、社内横断チームで企画・運営をしました。
―快活フロンティアのDNAとは何ですか。
- 大岡:
- 従業員それぞれに解釈があると思います。私は、「フロンティアスピリット(開拓者精神)」、変化を恐れずチャレンジすることだと感じています。
- 今中:
- 私は「理念浸透の深さ」や「誠実さ、真面目さ」も当社のDNAであると考えています。
- 荒木:
- 私は、お客様目線と熱意、推進力を持つ「人」にこそ、当社らしさを感じます。三者三様ですが、何事も前向きに考え、行動する姿勢が共通点と言えそうですね。
※フィットネス事業創業当時は「快活フィットネスCLUB」を運営

こだわったのは、従業員の「想い」を主役にすること
─イベントを企画する際、何を重視しましたか。
- 大岡:
- 全体は二部構成とし、DNAやビジョンを共有する第一部と、懇親会の第二部で実施しました。どちらも一番こだわったのは、従業員の「想い」を主役にするということです。
- 今中:
- 第一部では、各事業部からさまざまな社歴の従業員に登壇してもらいました。ベテラン従業員は各事業部の歴史やエピソードを語り、中堅・若手の従業員は今注力している仕事を語ることで、互いの仕事や役割への理解を深めるとともに、事業の垣根を越えた一体感を生み出す時間になりました。
また、「未来の私へタイムライン」と題したパートでは、参加者全員が自分のスマートフォンから「5年後自分はどうありたい?」というテーマで特設サイトにメッセージを投稿。その投稿コメントをスクリーンにリアルタイムで映し出し、それぞれの想いを全員で共有しました。最後には、店舗を利用されているお客様からの声を動画で紹介。自分たちの事業の価値と仕事へのやりがいや誇りを再確認する時間となりました。 - 荒木:
- 第二部の懇親会では、あえてランダムな席次にして、事業・年代・役職を超えて交流を楽しんでもらえるよう工夫しました。アットホームな雰囲気のなか、経営層が法被(はっぴ)を着てドリンクサーバーを担ぎ、参加者全員のグラスに飲み物を注いで回る演出は盛り上がりましたね。社内で企画を提案した当初から、「互いに感謝を伝えあう」というコンセプトに経営層も前のめりになって協力してくれたんです。
2025年10月に開催した快活フロンティア25周年イベント(写真左)。参加した全従業員に、会社の歴史やビジョンをまとめたブランドブックと記念バッジを配布しました(同右)
従業員エンゲージメント・働きがい向上に手応え
─イベント実施後、どんな変化がありましたか。
- 大岡:
- 参加者からは「快活フロンティアの従業員でよかった」「今後の活力につながった」という声が多くあり、一人ひとりの働きがいやエンゲージメントの向上につながったと感じています。
- 荒木:
- 今まで以上に社内コミュニケーションがしやすくなったように感じます。仕事がスムーズに進められ、3事業間のシナジーがより高まる土壌ができたのではと思います。
- 今中:
- イベント名に用いた「Heritage(伝統)」という言葉が社内に浸透し、多くの人が普段の会話の中で使うようになりました。以前より当社のDNAを意識して、自分たちが未来の礎をつくっていくんだという意欲が生まれてきているようです。
―イベントを通じて、皆さんが得たことは何ですか。
- 大岡:
- イベントの企画は社内の多様な想いを聞きながら進めたのですが、そのなかで、当社の従業員の共通項が見えてきたんです。それが、冒頭でお話した「フロンティアスピリット」でした。これこそ将来にわたって受け継がれていくDNAだと確信しました。
- 荒木:
- 私もキャリアを築いた先輩方の話を聞くなかで多くの発見があったので、「人から学ぶことの大切さ」を改めて実感しました。日頃の仕事でも周囲から積極的に知見を吸収し、協力し合いながら業務に取り組んでいきたいと感じました。
- 今中:
- 私は第一部で聞いた、快活フロンティア創業者のメッセージが強く印象に残っています。「職場や学校、自宅ではない第三の空間で、誰にも邪魔されずに自分だけの時間に没頭できる─。そんな『癒し』を多くのお客様に提供するのが我々のビジネス」といった内容です。年月が経っても変わらない自分たちの仕事の価値を、再確認することができました。

「誇り」や「いきがい」をもっと感じられる会社へ
―皆さんはこれからどんな「未来の礎」になりたいと思いますか。
- 荒木:
- イベントを成功させることができたのは、多くの「人」との協働があったからこそです。現在、私は従業員エンゲージメント向上にかかわる仕事をしているので、協働を大切にしながら「この会社で働いていて良かった!」と思える人がもっと増えたらうれしいです。
- 今中:
- 私は快活フロンティアで働くことに大きなやりがいを感じています。現在担当している採用の仕事を通して、従業員一人ひとりが自分の仕事に誇りを持てる未来をつくりたいです。そのために、まずは私自身が、フロンティアスピリットを持っていろいろなことにチャレンジしていきたいですね。
- 大岡:
- イベントを通して、事務局メンバーの一人ひとりが主体的に「やりたい!」という想いをもって企画を形にしていくと、想像以上の成果を生み出せることを実感しました。快活フロンティアのミッション「オンを楽しむ、オフを楽しむ、みんなの"いきがい"でありたい」にあるように、従業員一人ひとりがさらなる「いきがい」を感じられる会社に進化できるよう、全力で挑戦していきたいと思います。

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