幅広い世代に向けて、日常を豊かにするエンターテイメントを提供している快活フロンティア。「コート・ダジュール」を運営するカラオケ事業では、本部の各部署と現場が連携しながら、よりよい店舗づくりとサービス向上に尽力しています。入社以来、営業部を中心にキャリアを重ねてきた園部さんに、これまでの歩みや仕事への想いを聞きました。

PROFILE
株式会社快活フロンティア コート・ダジュール事業本部 コンテンツ部園部 寛弥(そのべ のぶや)
2009年入社。営業部に配属、6年にわたり複数店で店長を務める。販売促進部を経て再び営業部へ。エリアマネジャー、スーパーインテンデント(SI)を経て、2022年にゾーンマネジャーに。2024年10月から現職。
売上にとことんこだわる。お客様に喜ばれる企画を!
―営業部で店長やエリアマネジャーを経験するなかで、こだわってきたことは何ですか。
お客様に喜んでもらえる施策で、売上の拡大につなげることです。そのために、割引キャンペーンやお得なランチプランといった集客企画の立案・実施のほか、サービス品質を上げるためスタッフ教育にも注力しました。周囲と一緒に目標を達成することに、大きなやりがいを感じていましたね。
―転機になったことはありますか。
営業部で店長を経験した後、ジョブローテーション※で販売促進部の配属となったことは大きな経験でした。それまでは直観と勢いで仕事をしてしまうことが多かったのですが、社内外の人と連携しながら企画をしていく仕事を通して、協調性や論理的な思考力を養うことができたと思います。
※社員の育成や能力開発のために、定期的に部署や業務を異動させる仕組み

緻密な販促×ていねいな教育で、売上好調を維持
―ゾーンマネジャーを3年経験。お客様満足のために注力したことは何ですか。
担当ゾーンの19店舗に日々足を運び、「お客様を知ること」に努めました。例えば、どの地域からの来店が多いのかを調べて告知を強化する地域を検討したり、お客様の来店時の目線に注目し販促物を掲示する最適な位置を探ったり。また、時間帯ごとの売上や客数を細かく分析しながら、効果を最大化するキャンペーン施策につなげました。こうした戦略的な企画は、販売促進部での経験があるからこそできたものだと思っています。
同時に、「店内を常にきれいにすること」にも継続的に取り組みました。各店のスタッフに正しい清掃方法をレクチャーするほか、きれいな状態を維持するための仕組みを店長と一緒につくり、その後は現場に任せるということを地道に積み重ねていきました。
―担当ゾーンでは好調な売上を維持していましたね。
販促や教育など、さまざまな施策と現場力のシナジーで実現した結果です。思い出深いのは、新メニューのポテトの販売拡大を図ったときのことです。ゾーン全店でお客様へおすすめすることを強化し、想定の3倍の売上を記録しました。現場スタッフ全員が一丸となれば、こんなに大きな成果が出せるのかと、「コート・ダジュール」の底力を実感しました。

成果につなげる、マネジメントの極意
―ゾーンマネジャーとして大切にしていたことはありますか。
主に3つあります。1つ目は、ビジョンの共有です。お客様に喜んでもらうことで売上につなげるという目標をゾーン全体に発信し、団結力アップを図りました。2つ目は、人を大切にすること。やりがいを持って長く働いてもらえるよう、例えば、接客が得意な人には受付を、清掃が得意な人には主にバックヤードを任せるなど、適材適所の人員配置をし、評価にもしっかり反映しました。
3つ目は、現場スタッフと一緒に取り組むこと。お客様満足のために何を考え、どう行動するのか、一人ひとりが主体的に仕事ができるよう、思考プロセスから教育し、集客や接客・清掃などは具体的に手本を示しながら一緒に改善しました。その際は、相手に合わせてわかりやすく伝えるコミュニケーションを心がけていました。

ジョブローテーションで成長。今後もお客様と現場のために
―現在はどんな仕事をしていますか。
ジョブローテーションでコンテンツ部の配属となり、全国の店舗の機器・設備の修理対応などを担当しています。現場をよく知る自分ならではの視点を生かし、迅速に、きめ細やかに、各店の困りごと解決に尽力しています。
―これからの目標を教えてください。
私はいろいろな仕事を経験することでスキルアップしてきました。常に自分を成長させてくれる「コート・ダジュール」に愛着があります。だからこそ業界No.1を目指し、今後も事業の成長に貢献し続けたいですね。お客様に「楽しかった」「また行きたい」と言ってもらえるよう、これからも全力で現場をサポートしていきます。

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