COMMUNICATION 2024年8月29日

カラオケだけじゃない!
地元企業との共創で地域活性化を

カラオケだけじゃない!地元企業との共創で地域活性化を

神奈川県厚木市にある「ニュー コート・ダジュール厚木林店」。2023年7月のリニューアル以降、カラオケはもちろん、さまざまなアミューズメントや、地元企業とのコラボレーションによる地元グルメが人気を呼んでいます。今回は、協業先の一つの南蛮屋株式会社様と、「ニュー コート・ダジュール厚木林店」を運営する株式会社快活フロンティアの担当者がクロストーク。協業のねらいや今後について語り合いました。

南蛮屋株式会社 取締役 営業部 部長 松野 秀実

PROFILE

南蛮屋株式会社
取締役 営業部 部長
松野 秀実(まつの ひでみ)

「南蛮屋」各店の支援や卸販売の営業、企画マーケティングなどを担う。「ニュー コート・ダジュール厚木林店」との協業プロジェクトを担当。

株式会社快活フロンティア コート・ダジュール事業本部 事業戦略推進室 マネジャー 杉山 哲哉

PROFILE

株式会社快活フロンティア
コート・ダジュール事業本部 事業戦略推進室 マネジャー
杉山 哲哉(すぎやま てつや)

2011年入社。コート・ダジュール コンテンツ企画開発実行部や販売促進部などを経て、2023年に「コート・ダジュール新プロト開発プロジェクト」のリーダーを担う。

「近所のエンターテイメントコミュニティ」を目指して

―「ニュー コート・ダジュール厚木林店」は、どんなねらいでリニューアルしたのですか?

杉山:
リニューアル前はカラオケ専門店として20年以上営業していましたが、コロナ禍を経て人々の価値観やニーズが変化するなか、地域の方々がもっと気軽に集まれる場所にしたいと考えるようになりました。そこで「近所のエンターテイメントコミュニティ」をコンセプトに店舗を一新し、卓球やレトロゲームなどのアミューズメントを取り入れたほか、食の分野を強化しました。
さらに、地域活性化にも貢献しようと、地元の企業・団体とコラボし、炭火焙煎コーヒーやクラフトビール、熟成肉、アイスクリームなど、地域ゆかりのメニューを実現。お客様に「厚木にこんなにおいしいものがあったんだ!」と地域の魅力を再発見してもらうきっかけになれば良いと思っています。

―南蛮屋株式会社様との協業のきっかけは何だったのでしょうか?

杉山:
南蛮屋様は、こだわりの炭火焙煎コーヒーで知られる人気店。タッグを組み、「ニュー コート・ダジュール厚木林店」で南蛮屋様のコーヒーを提供できれば、お客様に喜んでいただけると考えました。
松野:
当社は1984年の創業以来、地域に根を張り、厚木など神奈川県内各所でコーヒー豆の販売を行っています。協業の話をいただいた時、「地元企業と一緒に、地域のお客様に新しい楽しみを提供したい」というビジョンに共感し、ぜひ一緒に挑戦したいと思いました。
「ニュー コート・ダジュール厚木林店」で提供する南蛮屋様のコーヒー
「ニュー コート・ダジュール厚木林店」で提供する南蛮屋様のコーヒー

妥協せず、こだわり抜いたコーヒー

杉山:
南蛮屋様とは「淹れたてのおいしいコーヒーを、多くの人に楽しんでいただきたい」という目標を共有しながら、コーヒーのメニュー開発を進めましたね。
松野:
幅広い客層に合わせ、コーヒー豆は香りやコク、苦みや甘みなどのバランスを重視し、特別にブレンドしました。一番苦労したのは、誰でもおいしく淹れられるオペレーションを組むことでした。ハンドドリップ方式では淹れる人によって味が変わりますし、専門店にあるようなマシンの導入はコストがかかります。そこで採用したのが、「浸漬式(しんししき)」。ハンドドリップに似た方法ではあるのですが、挽いたコーヒー豆をお湯で漬け込んで抽出します。
杉山:
浸漬式は、豆の量やお湯の量・温度といった条件を守れば誰でもおいしく淹れられます。スタッフ教育も徹底し、最適な提供方法を確立しました。注文ごとに豆を挽き、一杯ずつ淹れるという浸漬式でのオペレーションは、手間はかかりますが、その分、お客様に高品質で安定したおいしさを提供できます。

―コーヒーの評判はいかがですか?

杉山:
とても好評で、リピーターやファンが増えています。スタッフがカウンターで一杯ずつ丁寧に淹れる様子を見ていたお客様が、「ここで本格的なコーヒーが飲めるの?」と注文してくださることもあります。
松野:
うれしいですね。当社のコーヒーによって、お客様が「ニュー コート・ダジュール厚木林店」で過ごす時間を少しでも豊かなものにできればと思います。
注文ごとに豆を挽き、浸漬式で丁寧に淹れることでおいしさを実現
注文ごとに豆を挽き、浸漬式で丁寧に淹れることでおいしさを実現

地域のために、刺激し合いながら協業を進化

―協業で得た学びや、今後の展望について教えてください。

杉山:
「こだわりのある商品は愛される」ということを改めて認識しました。おいしいものを追求して提供すれば、お客様にも満足いただけます。
松野:
快活フロンティアやお店の方とやりとりするなかで、「地域に愛されるお店にしたい、お客様においしいものを提供したい」という熱い想いを全員が持っていることに感銘を受けました。今後も、お客様の声を聞きながら、皆さんと一緒にコーヒーのメニューの幅を広げていけたら良いと思っています。
杉山:
これからも、より多くの地域の方に楽しんでいただけるよう、南蛮屋様をはじめ地元企業との協業を強化し、いろいろな商品や企画に積極的に挑戦していきたいですね。「近所のエンターテイメントコミュニティ」として、いっそう進化していきます。
地元グルメや卓球などのアミューズメントを自由に楽しめる店内
地元グルメや卓球などのアミューズメントを自由に楽しめる店内
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