PEOPLE 2025年2月13日

仕事と家庭を両立しグローバルに活躍できる人財に
私が選んだ、柔軟な働き方

仕事と家庭を両立しグローバルに活躍できる人財に私が選んだ、柔軟な働き方

AOKIグループでは、従業員一人ひとりが能力を十分に発揮できる環境づくりのため、ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)を推進しています。今回は、女性管理職としてキャリアを重ねながら、育児も両立している尾﨑さんに、仕事のやりがいや産休・育休後の働き方について聞きました。

株式会社AOKIホールディングス 経営戦略室 海外企画担当 課長 尾﨑 恵夢

PROFILE

株式会社AOKIホールディングス 経営戦略室 海外企画担当 課長尾﨑 恵夢(おざき えむ)

2020年キャリア入社。ファッション事業のAOKI・ORIHICA ECサイトの多言語化プロジェクトなどを経験。2022年に産休・育休を取得。翌年に復職後、AOKI越境ECサイト立ち上げプロジェクトの責任者を担う。現在は同サイトの運営責任者、海外企画チームのリーダーを務める。

「AOKIグループで新たなチャレンジをしたい」と入社を決意

―これまでのキャリアを教えてください。

前職では広告代理店でグローバルデジタルマーケティングの営業や、運用業務を行っていました。引き続きグローバルに活躍する人財を目指すとともに、事業全体を俯瞰できる事業会社でキャリアを築きたいと思い、入社を決意しました。面談で社員の人柄の良さや働きやすそうな雰囲気が伝わってきて、ここで働きたいと思いました。

―現在はどのような業務を行っていますか?

経営戦略室の海外企画チームのリーダーとして、AOKI越境ECサイトの運営責任者を務めています。もともと入社後にAOKIとORIHICAの既存ECサイトを多言語化するプロジェクトに参画していたのですが、多言語サイトでは言語は海外向けに表示されているものの、海外まで商品を直接届けられないという課題がありました。現在担当している越境ECサイトは、その多言語サイトの課題を解決するために立ち上げられたものです。今はこのサイトから注文すれば、約200ヵ国(2024年11月時点)に届けることができます。私が産休・育休に入ったのは、この越境ECサイトの企画が立ち上がった時期でした。

職場のD&I推進を実感! 仕事と家庭の両立のコツを知り、フルタイム勤務を決意 

―産休・育休を取ることへの不安はありましたか?

周りのママさん社員が働く姿を見て、頑張れば仕事と家庭の両立はできるかなと思う反面、本当に自分にもできるのかと不安でした。しかし、労務厚生課の方に産休や育休、育児給付金の申請等について丁寧に教えていただき、復帰前には上司と面談し、業務内容や私に期待することなどを具体的に聞けたことで、不安が軽くなりました。

―復帰にあたり、会社からは他にどのようなサポートがありましたか?

産休・育休後、時短勤務で復帰をした当初は仕事と家庭の両立が大変でした。そんな時、人事担当の方が、時短勤務、フルタイム勤務それぞれのママさん社員、これから産休に入る方と私の4人での情報交換の場を設けてくれました。その際にさまざまなノウハウを共有いただいたことで決心がつき、半年後にフルタイム勤務に戻しました。現在は、早めに勤務を開始して退社時間を調整したり、週1、2回の在宅勤務を活用しています。

―フルタイム勤務復帰後は、どのように仕事と家庭を両立していますか?

両立には自分の工夫も必要ですが、やはり周囲の協力が大きいです。例えば、子どもの体調不良で業務を中断せざるを得ない時は、打ち合わせの時間を調整してもらったりして、オンラインに変更してもらっています。また、夫とは子どもの送迎を交代するなど、サポートしあいながら、家族が一緒に過ごす時間を大切にしています。

復帰後も社内制度を活用し、家族での時間を大切にしている。
復帰後も社内制度を活用し、家族での時間を大切にしている。

D&Iを大切にしたマネジメントで責任者として越境ECサイトを開設

―復帰後すぐに越境ECサイトの責任者を任された時の気持ちはどうでしたか?

産休前から進めていたプロジェクトなので「やっとできる!」と思いました。ただ、物流フローを組み立てるのは、未経験の業務で最も苦労しました。商品を移動させてお客様に届けるには、どういう風に倉庫に指示を出したらいいかなど、物流に詳しい同僚に教えてもらいながら乗り越えることができました。

―こうしたプロジェクトを成功に導くためにも、普段からどのようなチームマネジメントを心がけていますか?

現在のチームには、台湾や中国出身など国や文化の異なるメンバーがおり、現地で受け入れられるプロモーション企画や表現を考えてもらったりしています。日本ではやらないようなことでも、海外ではやってみないとわからないこともあるので、「やってみましょう」と彼らの提案を積極的に採用することも多いです。基本的にはメンバーの提案に「NO」は言わないので、「やりたいことができる」ことが彼らのモチベーションアップにつながっているのではないかと思います。

社内ミーティング中の様子
社内ミーティング中の様子

成果を出せるリーダーを目指し、グローバルに活躍しつづけたい

―仕事のやりがいと今後のビジョンを教えてください。

今は越境ECサイトでAOKIの商品をお客様に購入いただけることが一番の喜びです。また、「子どものためにも頑張ろう」という気持ちも活力になっています。将来的には、海外企画チームが一つの部門として独立できるくらいまで海外向けの施策を成功させていきたいですね。そして、時間の制約があっても成果を出せる部門長になって活躍したいです。

海外企画チームのメンバーとの集合写真
海外企画チームのメンバーとの集合写真
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